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2021/02/11[院長コラム]如月 今年を思う

こんにちは

 

2021年も2月中盤になろうかとしています。一歩一歩寒さの和らぐ日が増えていますが、いかがお過ごしでしょうか。

遅すぎたと言われている緊急事態宣言が今週さらに1ヶ月延長され、コロナ感染者の第三波は峠を越え感染者数は徐々に減っていますが病床圧迫度や重症化率などが下がらずまだまだ慎重な対応が必要な様ですね。来週からはようやくワクチンの接種が一部の人から順次行われるそうですが全国民に行き渡るのは今年いっぱいかかるかもしれません。

 

今更ですが、昨年1年間は正しくコロナ禍の一年でした。あるとあらゆる研修会やスタディーグループの集まり、そして学会が中止や延期そしてWeb形式になり私の人生の中でも最も学びの少ない一年だったかもしれません。そんな一年を過ごしたためか最近感じるのは「出不精」になったり「意欲」が減退したりして居ることです。62歳という年齢もありこのままコロナ禍にまみれて生きることそのものが面倒になったり、生活レベルが低調にならぬ様に今年は意識的に活動をしなければと思い立ちました。

その様な中、超苦手なデジタル技術やIT関連のZoomやGoogle Meetを活用しはじめました。いや正確にはZoomはまだこれからなので使えるかどうかさえわからないのですが。兎にも角にも今まではオンライン上の会議や研修というだけで拒否していた旗を下ろしなんとか取り組もうとしています。ただそれらの欠点はオンラインに流れるのが平日夜8時ごろからが多いという事です。当家PCは居間の片隅にあり、仕事が終わって中途半端な時間の後に2〜3m離れたところでTVを観ながら食事をして居る妻を横にしてPC画面と向き合い研修をしなければなりません。仕事が終わり緊張した頭をリリースするために一刻も早くビールを飲みたいのを我慢しつつという過酷な試練を克服しなければならないのです。現につい2日前には事前から準備し参加を表明していた研修を忘れてスッポかしてしまいました。仕事終了後や休日に着替えてわざわざ出かける必要がないという手軽さはあるのですが、逆にそういった手軽さとついで感覚が会議や研修に向かう心構えや覚悟そして集中力を削いでいることはいがめないと思います。

 

 

まあ、どれだけどうかは分かりませんが早々と2月のカレンダーには研修の文字が4つほど書き込まれています。ただしすべて参加費無料の企画だけですが、そのうち会費を支払わなければならない縛りのあるWeb研修への参加もありかな〜?です。そうした流れはいわゆるコロナ後の日常として定着していくのでしょうが、一方で私たち人間はオンラインではなく「移動し、集まり、触れ合う」リアルな関係性を以前から言っている様に大切にしなければなりませんし、私はそれが大好きです。そしてそれらの大切さは好き嫌いのレベルではなく、その事そのものものが人間が人間であるための営みそのものだからです。

 

コロナ禍の第三波がたとえ収束しても、ワクチン接種が全世界的に普及しても、まだまだ第4波や第5波があるでしょう。コロナが風邪のような日常の感染症になるには5〜10年かかるという意見もあります。私たちはそのような視線の先に新たな日常を築いていく必要があるのです。その第一歩をこの二月から始めたいと思います。皆さんはいかがですか?