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2013/07/15[院長コラム]参院選に思う。

こんにちは
七月に入っていきなりの猛暑。おや?と思っている間に軟と梅雨明け宣言。
まだ、これから8月だってのに!たまらんわ〜〜。
皆さん、体調はいかがですか?くれぐれも熱中症にはご用心です。
さてこの七月には参院議員選挙がありますね。投票日は来週なんですが、なんだか投票率が悪いらしい。「悪い政治家は投票しない善良な市民に選ばれる。」という諺があるように、是非、投票に足を運んで欲しいものです。とは言え、この国の政治に愛想を尽かしたりシラケたり、絶望する気持ちが分からないではありません。朝日新聞朝刊13日付けに載っていた絵本作家の五味太郎氏が言わんとしている事も最もだと思います。
が!!しかし。このままじゃいかん。
以前から書いているの様に、現代の日本人を含む新自由主義であり資本主義を標榜する先進国の人々は今、新たなるパラダイムシフトを求められていると思うのです。
「成長」という神話を捨てること。そして、新たな価値観を持って人間として身の丈にあった「生きるを活きる事」に専念すべきではないでしょうか。
このコラムで特定の政党を支持したり、否定したりするのは控えますが、まず第一にそう言った視点での具体的な政策を提案している政党がほとんど無い。比較的近い主張の政党はありますが、では実際その政策をどのように具体化するのかという段になるとはなはなだ心もとない訳です。そりゃぁ〜、そうでしょう。今までの新自由主義や市場経済主義に立脚した資本主義を肯定しながらの政策です。基本的に矛盾だらけな訳です。具体化出来る訳が無いのです。さりとて、では自由主義や民主主義を捨て共産主義や社会主義に戻るのでしょうか?それも否でしょう、「民主主義は滅びた』とか「決められない民主主義」などと民主主義自体への懐疑の声も聞こえてきます。それも一部もっともだと感じます。が、今はその事はひとまず置いておき個人個人の人間としての覚悟を問われるべきだと思っています。
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いずれにせよ。人間にとって「生きる」という事、「生を活かす」と行く事、そして「幸せということ」をもっと深く厳しく考え尽くせていないのではないでしょうか。
その意味で前述の五味太郎氏の指摘である「本当の痛みや苦しみをっ自覚しない限り、打つべき手も思いつかないはずなんだ。」は納得出来ます。日本人はあの東日本大震災で「本当の痛みや苦しみ」を自覚したのではないでしょうか?今こそ、日本人だからこそ「新たな一歩」を踏み出せるのではないでしょうか。それとも・・・・・・。