日本海側での集中豪雨や酷暑が続いています。8月に突入しこれから夏本番かと思うと「ゾット」しますね。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
そして、在宅で療養されている方々へ、テレビでもよく注意喚起されていますが、くれぐれも水分補給と適切な室温管理をお願いしますね。身体が不自由だとおトイレに行くにも一苦労でしょう、ついつい水分補給を制限しがちだと思いますが、命あっての物種ですからね。 う〜ん、でもこれを読んでいる人には直接には関係ないかな？
HPを、よう〜やっとリニューアルしました。大分時間がかかりすいませんでした。歳をとったせいで「一気の突貫力」が減少していてチマチマとコンテンツを創っていたら時間がかかってしまいました。
さてそして内容は。スタッフが変わり写真を入れ替えたのは勿論ですが、HPの内容がすでに5年以上経過しており実態にそぐわない部分が生じて来たので内容の変更をしました。
そして新たに「訪問診療・摂食嚥下リハビリテーション」「小児歯科・妊産婦歯科」「義歯（入れ歯）」の3項目を診療内容に追加しました。今まで義歯を作ってなかったとか、お子さんの歯の治療をしていなかったとか言う事ではないのです。逆に得意でしたが改めて皆さんに主張する程の事でもないかなと思っていたのです。だって、歯医者で入れ歯を作ったりお子さんのむし歯を治療するのは当たり前すぎるでしょ〜？
が、最近になり実の父が介護状態になったりまた実際の診療で在宅訪問歯科診療をさせて頂いたりして改めて「生涯を通じての健康」を痛感し、生まれる前（妊産婦・胎児）からこの世に生を受けている限り一貫したお口の健康の提供を肝に銘じたというか、新たな気持ちで取り組もうという意志の現れだと思って下さい。
という訳で、最近勉強や研修も摂食嚥下系や訪問などの勉強が増えております。丁度今日まで地元の「玉川歯科医師会」が主催ししている「お口の元気アップ教室」というのに10回ほど二ヶ月にわたり参加してきました。70歳以上の25名の元気な方々のお口の機能向上のための教室で様々なレクチャーや実習の楽しい会でした。その中で、今更でお恥ずかしいのですが、お口の機能くれんという程ではないのですが、エクササイズがとても有効な事を改めて実感した次第です。これから、当院の定期検診などでも皆さんにどんどんお伝えし、生涯、お口から楽しく食事が出来る事を応援して行きたいと思っています。期待していて下さい。9月からはスタッフも交代で「お口元気アップ教室」に参加させて頂き、実習に励まそうと予定していますし、つい先日はスタッフ共々、「全国在宅歯科医療・口腔ケアー連絡会」の総会に参加し、サルコペニア（筋肉減少症）や訪問歯科の現場での栄養士や歯科衛生士さん達の活動を共有しました。
久々に、「興味深い。意味深い。」研修会でした。
小児歯科の方は、大学時代から馴染んでいました。障害者歯科学教室に在籍しており一時期「摂食嚥下」の勉強もかじりましたが、当時はやはり机上のお勉強でしかなかったのがやっと実践の場を得て改めて勉強し直す機会も得、歯科医師人生30年、55歳になってようやく一人前の歯科医師としてのスタートラインに立った気持ちです。
歳も歳ですから、スタートダッシュとは行かないともいますが（苦笑）、残る臨床人生を皆様の人生とともに寄り添いお付き合いさせて頂ければと存じます。
宜しくお願いします。
