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2023/04/30[院長コラム]桜の季節から初夏へ

こんにちは

ふと気づいたら桜の季節四月も後二日です。今日から9連休の方もいらっしゃるのではという月末になってしまいました。

今年の桜はちょうど気温の高い日が開花時期に続き全国的に開花時期が早まり、さらに例年であれば少し後に咲く八重桜の開花も早やまりました。例年なら開花時期の異なる色々な種類の桜を長くに楽しめる近隣の名所である「きぬた公園」の桜も一気に咲きそろってしまい桜を楽しむ機会を逸してしまいました。

と、言うのも実はその時期(3月下旬)に少しお休みをもらってアイスランドへ旅行へ行ってきました。

アイスランドはヨーロッパと北米の間、グリーランドのすぐ下にある北海道ほどの島国です。人口は35万人ほどでそのほとんどが首都であるレイキャビック近隣に居住しており。大自然そして氷河と火山の島でもあります。また、レイキャビックの電力は地熱発電でほとんど賄われ温水も湧き出る温泉が利用されているというエコな島国でもあります。氷河とまるで火星に来た様な荒涼とした原野風景、そして大瀑布に空のオーロラ。まさに地球そのものを体験したツアーでした。そして国会議員数が63名でジェンダーギャップ数が0.877と世界一男女格差の少ないコンパクトなネイションとそれを形作る人間の小ささを改めて実感んする素晴らしい旅行でした。皆さんも是非機会があれば行ってみてください。

 

 

一方日本では急速な少子高齢化・人口減少が叫ばれ異次元の対策がなされる様です。しかしながら、統計的には日本の少子高齢化は避け難くそれは世界的規模でも時期を多少遅れて同様だそうです。原俊彦氏はその事を「サピエンス減少」と言い警鐘を鳴らしています。日本にしろ世界に目を向けるにせよ、なぜ私たちはことの本質を理解しようとせず目の前の些末な事ごとへのその場しのぎの対応に終始するのでしょうか。人口減少によて生産年齢が減ることによって国債というかたちで債務を累積させている日本はデフォルトする危険が高まります。その回避のためには新自由主義経済を捨て、負の税金や累進課税の導入と同時にグローバル的に富裕層や企業が海外への所得逃れをしない様な対応が必要でしょう。所得の再配分は「働かざるものは食うべからず」の世界的な仕組みつまり「労働」の概念が変わる可能性があります。さらにAIの導入の促進などによって3K労働やブルシット・ジョブという世界が変わるのです。

次回は「労働」について考えたいと思います。