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2009/11/02[トピックス]歯を溶かす白ワイン

 ドイツのヨハネス・グーテンベルク大学の研究チームからの
発表によると、白ワインが歯に多くの損害を与えることが分かったそうです。
 白ワインがエナメル質を溶かし、知覚過敏を誘発するとの事。
40〜65歳の男女の抜かれた歯のエナメル質の変化を、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン産の8つの種類の赤と白のワインに24時間つけて観察。
 すると、白ワインに漬けられた歯は赤ワインに漬けられた歯よりも、
著しくエナメル質を溶かすことが判明。また、白ワインを飲んだ後に歯を磨くことによって、よりたくさんのエナメル質が溶ける事が判りました。
 過去の研究で、炭酸飲料やレモン、オレンジ、グレープフルーツの
ジュースが歯のエナメル質を腐敗させることがわかっています。また、赤ワインのステインで歯が汚れることはよく知られていますが、白ワインの害はそれほど有名ではありません。
 さらに、研究チームはカルシウムを多く含む食品がそれを防ぐかもしれないと発表。
「チーズが高濃度のカルシウムを含んでいるので、歯の侵食を防ぐことに大きな効果があるかもしれません。」科学者がオススメする組み合わせは白ワインとチーズだそうです。ドイツの酒飲みたちの反応を見ながらチームは研究を続けていくそうです。
このように白ワインと赤ワインは歯にとって悲惨な結果ですが、ワインの健康効果は世間が知るとおり。飲み過ぎは良し悪しという事ですね。