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2009/04/02[院長コラム]出会いと別れ。人事の春

こんにちわ
皆さんの所の杉花粉は減少してきましたでしょうか?僕は「檜の花粉」もだめだそうで・・・・・(悲)もう少し辛抱です。でも、ここ二三日は大分良いようですが。
さて、4月になりこの厳しい時流ではありますが季節柄各方面で入社式や新人社員の研修が始まっています。かく言う当院も4月1日よりピカピカの新人歯科衛生士が入社(?)しました。
奥富 悠紀(おくとみ ゆうき)21歳。つい先頃歯科衛生士専門学校を卒業し国家試験にめでたく合格したホカホカの新人です。高橋歯科医院にとってストレートな新人さんは久しぶりです。瞳がキラキラした、五月の新芽の様な初々しさと勢いが感じられる女性です。埼玉県の川越から通勤になりますが、当院で臨床を勉強を沢山し研鑽したいとの希望で頑張って通われています。皆さんの担当をさせていただく様になるのはもう少し先になりますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
一方、既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、主任衛生士の小保内伸子は4月中旬の出産を控えて、産休を頂いております。産休のあとも、赤ちゃんが預けられるまでの今年一杯は育児休暇で皆さんとはお会い出来ません。来年から母親としてのキャリアとパワーを増して、再びご挨拶をさせていただく予定ですのでそれまでご迷惑をおかけしますがご容赦下さい。
以前にも書きましたが、リストラや就職難のこの時代、歯科衛生士の求人倍率は常に300%以上です。歯科衛生士専門学校がその専修内容の高度化に伴い3年制に移行し、また私達歯科医師の怠慢、歯科業界の不況、などなどの理由により入学希望者が減っているとの話を聞きます。  歯科衛生士はとても重要なやりがいのある、素敵な仕事です。国家資格ですから、主婦になってもママになっても復職の可能性があります。
是非、是非、多くのやる気のある女性にチャレンジして欲しいものです。
私ども歯科医師も今回の小保内君のケースの様にごくごく小さい業態ながら産休・育休を工夫し、リスクを肩代わりし、才能と気持ちのある歯科衛生士さんが再び患者様の幸せや社会貢献出来るよう頑張って支援しています。
若い力とベテランの力のコンビネーションで、これから様々な取り組み、新たな風をふかせたいと思っています。
歯科衛生士の不足、歯科技工士の不足、そして最近は歯科大学の入学希望者の減少が取沙汰さています・・・。これらは、取りも直さず、将来的に優秀な人材の不足を意味します。歯科口腔疾患は虫歯や歯周炎の減少と相反して複雑で分かりにくいものになりつつあります。これからがこそ、優秀な家庭医である歯科医師とそのスタッフが必要な時代なのです。歯科に限らず日本の医療現場は国民不在の誤った国策によって疲弊しつつある中、『本物の健康』を目指すブレのない戦略が日本の医療界自身に必要なのではないでしょうか?