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2013/04/04[院長コラム]新たな季節 かかりつけ医として「生涯を通じてかかわる」という事

 こんにちは
ようやく、春らしい季節になりました。関東では桜(ソメイヨシノ)はもう盛りを過ぎてしまいましたが、東北はこれからですし東京でも八重とか品種も多くありまだまだ楽しみな季節が続きますね。
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例年ではありますが、4月は新たなスタートや出会いの季節でもあります。今年は当院のスタッフはそのままですが、プライベートながら下の娘がおかげさまで大学進学が決まり1日から忙しくしております。満願かなってと言う訳にはいかなかったのですが、明るい笑顔でパタパタしているのを見るにつけ、親としてはほっと胸を撫で下ろしています。
前回は、先月の私のプレゼンテーションから引用して、最近の歯科医療へ対する私の思いや目指す所を少し書きましたが、今回はスタッフのプレゼンテーションを見ていて皆さんに是非お伝えしたいな〜と!思った事を書きます。
ご存知かもしれませんが私ども高橋歯科医院は20数年の歴史ある『PDS研究会』という歯科医療に携わるスタッフの勉強会に医院全体で参加しています。参加し始めて15年位になると思います。「PDS研究会」は隔月で例会があり、各医院ごとのスタッフのプレゼンテーションが毎年一回廻ってくるのです。今年のテーマは「観察力を磨こう」で四月の来週が当院のプレゼンなのです。正に今!スタッフ達はパワーポイントと格闘中という訳です。
毎年テーマを決めてそれにそった内容のプレゼンを会員の医院ごとにスタッフが発表をしていくのですが、今年のテーマは「観察力を磨く」です。十年以上のお付き合いのある患者さんのお口の中の変化を会員全員で共有して様々なお口の中の変化の予兆を読み取る力をつけようという企画なのです。
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当院でも、十年以上のお付き合いのある患者さんのお口の中の写真やレントゲンなどを資料として考察を行いました。十年前というとちょうどアナログのフィルムカメラからデジタルに変わった当時であり、時の流れを感じました。簡単に十年と言いますが、毎日がバタバタとする医療現場で医科の様にルーティーンでない検査である、お口の中の写真やレントゲン、そして歯周病の検査を正確に続けて行く事は並大抵の事ではありません。そして、それらの検査自体が客観的に比較対比出来るような規格化された均一で精度の高いものでなければなりません。歯科の検査の多くは人間のテによるものです。歯周病の検査しかり、レントゲンしかり、そしてお口の中の写真然りです。それらが、何時、誰が、どのような時も同じ様に出来る事がとても大事です。
そして、なによりも、そう言った長い期間の比較出来る精度の高い資料があって初めて!!生活習慣病であるお口の中の虫歯や歯周病、そして顎関節症などをきちんと予兆で来たり予防したり出来き、治療に当たってはその原因を特定出来るのです。
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髙橋歯科医院も父の代から受け継ぎ19年になります。当初はスタッフも十分でなくそしてフタッフ教育も不足した中から様々な経験を積んで、ようやく患者さんを真に健康へ導ける土台が気づける様になったと実感しました。地味なお話ではありますが、本当にこの19年間患者さんに支えられて、スタッフに支えられ、そして家族に支えられ続けられた事を感謝しながら、そのご恩をお返し出来る実力が備わったと思える今日この頃なのです。
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