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2026/03/08[院長コラム]弥生。激動の中で自分自身を整う

こんにちは

弥生の月となり、三寒四温の陽気が続いています。花粉も大量に飛んでいる様で私を含めご苦労をされている方が多いのではないでしょうか。心身的に無条件に春だ!と喜べない季節ですね。そして何をか言わんや、世界情勢もまた一段と混迷を深めています。無論国際法を踏み躙ったアメリカ合衆国とイスラエルのイランへの攻撃です。

あえてここではその問題に深入りはしませんが、この様な世の中で目を引いた文言が「整う」でした。言うまでもなく「整う」とはサウナ・水風呂・外気浴を繰り返す事で心身ともに心地よくリラックスした状態を指すそうです。

 

 

 

朝日新聞デジタル版での宇野重規(東京大学教授)氏と三宅香帆氏(なぜ働いていると本が読めなくなるか・考察する若者たち 他著者)の対談では、以下の様な文脈宇で野氏が話されていました。

『〜世界がどんどん混乱して、コントロールがつかないし理解できないけど、それをどうにかしようとするとしんどいから、まずは自分の世界だけでも整えたい。一方で、閉じこもっているだけだと良くないのかな、とも思います。だからこそ、まずは自分の心の中を落ち着かせて、余裕があっtあらもうちょっと世界の対立をなんとか乗り越える努力をしていければ、と。』

あぁ〜。と思い当たりました。経済格差の中でゆとりのなくなった人々が大多数です。それゆえ人間としていかがなものかである高市氏やトランプ氏、プーチン氏らがそれぞれの国でその界隈の中で大多数として支持されているんだなと。そしてまた、複雑化した世界だからこそ単純化した物語に依存した彼らが注目され祭り上げられるのだなと。そしてそこには複雑化し正解の見つけにくくなった中で最適解を欲しがる人たちの欲求の中から「陰謀論」の様な一見あり得ない荒唐無稽な主張が罷り通る訳です。

私たちはこの複雑化し相互的な世界において、辛抱強く見続け考え続け言い続けなければなりません。単純化する事なく複雑を受け入れる手立てとしてまずは自分自身を「整う」ところから始めると言うことも必要ではないでしょうか。

 

 

翻って自分自身の仕事を考える時、臨床を40年以上続けてきて近頃ようやく個人個人のなかでの複雑系として立ち現れる疾病を複雑で不可解なものとして時として受け入れ難く解決し難いものとして取り組める様になりました。無論、歯科学は科学的でなければなりません。しかし歯科臨床はあくまでナラティブな世界なのです。歯科臨床に限らずコスパやタイパでは解決しないことを肝に銘じるべきではないでしょうか。

 

さて、貴方は自分自身を整えるために何をしますか?