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こんにちは

関東は今週梅雨入りをしました。ジメジメした日が続いています。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今回は少し趣向を変え、このジメジメした季節にオススメのおうちで読書に格好な本をご紹介したいと思います。私は日頃いろいろな本を読みます。哲学書や社会学、政治系、絵本に至るまで様々なジャンルの本を「髙橋泰樹」と言う感性に合わせて時としてなんと無く確信を持たずに選びます。その一方で子供の頃から好きだった推理小説を成人になって一時中断していたのですがその隣接領域というわけではないのですがここのところはミステリーを好んで手に取ることが多いです。始まりはなんだったか覚えていませんが、気に入っているのは北欧の国々の作家のミステリーです。近頃話題になった北欧のミステリーといえばあのスティーグ・ラーソンの「ミレニアム」シリーズですよね、残念ながらラーソン亡き後はダヴィド・ラーゲルクランツによってシリーズが続いてていますがそれぞれにとてもエキサイティングで楽しめる内容だと思います。また、アイスランド出身のアーナルデュル・インドリダソンの「湿地」・「緑衣の女」や「声」はそれぞれガラスの鍵賞、CWA賞のゴールド・タガー賞やマルティン・ベック賞を受賞しておりさもありなんと言った感動の余韻の強い作品です。作家それぞれにまたお国柄によって作風は当然異なるのですが、北欧の作品群には独特の湿気や土塊の匂い、それでいて寒寒とした乾いた風が感じられモンスーン気候のジメジメの梅雨の季節にぴったりの様に感じますがいかがでしょうか？

また、本ではありませんがテレビドラマシリーズの「ブリッジ」（デンマーク、スウェーデン合作）もその独特なストーリー性と謎、お国柄、登場人物のキャラクターを含めて心を掴まれる大好きな作品です。特に冒頭のテーマソングがすごく気に入っています！またまた制作はイギリスで北欧ではありませんがイギリス・スコットランドの北に浮かぶ最果てのシェトランド諸島という小さなコミュニティーでの人間関係と事件を追うテレビドラマシリーズ「シェトランド」も同じ匂いのする秀作だと思います。二つとも絶対ハマると思うので興味のある方は探して是非ご覧なってはいかがですか？鬱陶しい雨の中室内での時間を潰すには最適だと思いますよ、

まぁ例によってあくまで「私」の趣味ですので皆さんの傾向に合わなかった時は悪しからず（苦笑）。