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2020/01/09[院長コラム]2020年1月 年の初め

  こんにちは

 あらためて。本年もよろしくお願いいたします。

   
 さて今年は一体どういう年になるのでしょうね。
  個人的には年末の大掃除で痛めた腰の調子が芳しくなくあまり元気がないのですがなんとか頑張ります(苦笑)!
 まあ、今年62歳ですので少しずつ体力は衰えることは致し方ないとして生活を律し健康維持に務めたいです・・・・・できるかな〜。
 さて今年日本においてはすくなくとも7月からの東京オリンピックでお祭り騒ぎがしばらく続くことは確実ですね。今回の二度目の東京オリンピックでは功罪こもごもでしょうけれども、ここまできたら出来るだけ功が多く罪が少なくなるように努力するしかないのですね。盛り上がりに水を差すつもりはありませんが、2020オリンピック話が持ち上がった頃から、いやその以前からこういった箱物行政的な、もしくは尤もらしく語られる「景気の起爆剤」的な企画は反対です。ですから、大坂万博しかり今時話題のIRしかりです。
 先ごろ、「リベラリズムの終わり その限界と未来」 著 萱野稔人  という本を読みました。その中で萱野氏はリベラルな人たちが批判を浴びるのは概念だけの理想を語りその背後にある減少しているパイの再配分について論を語らないからだと述べています。そこにはリベラリズムだけでは完結できない現実がああるという訳です。確かにその通りだと思います。
 そういった意味からするならば、選挙を意識して選挙民つまり国民に対して耳障りのいい功しか言わない無責任な政治家のみならずオリンピックなどに反対する私自身も政治家たちは社会経済が右肩上がりで亡くなった今、一時的には良くても必ず負の遺産が大きくのしかかるであろうオリンピックや万博そしてIRに飛びつく理由を理解しそのことに対する私なりの意見を開示しなければなりません。ただ、反対では意見とは言えないのです。

 これらの問題の背景にあるのは、正しく昨年グレタ・トゥーンベリさんが国連・気候行動サミットで言っていること「大絶滅を前にしているというのに、あなたたちはお金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり」なのです。
 地球という閉じた環境の中での資本主義成長つまり「より速くより遠くへ」は限界があり必ずサプライチェーンの末端として搾取される側が永遠にあり続けることはないのです。では、オリンピック、万博、IRに依存しない経済・社会・はどのようになるのでしょうか。
人口減少や多様性、地球環境の改善・維持の問題に注力しつつも成長神話は捨てなければなりません。具体的な経済収支としては裕福層や企業からの税を増やし功利主義の立場から社会への再配分をするべきでしょう。
 人々が幸せに生きるということはどういうことなのか?ということ自体を考え直す時代の大きな曲がり角に地球規模で来ているという年になるのではないでしょうか。

 一方で「ホモ・デウス」著ユヴァル・ノア・ハラリ で述べられている未来がすぐ間近まで迫っています。すでにAIは私たちの日常生活の中にジワリジワリと浸透しておりバイオテクノロジーにおいても様々な取り組みが進行中です。
 これらの展開においても私たち人間(ホモ・サピエンス)はその歴史の中で大きな曲がり角に来ているようです。

 これらの人類の大きな曲がり角で私たち人類はどの方向へ転換するのでしょうか?今切実に感じる危機は先のブループラネット賞でジャレド・ダイアモンドも述べていたように 明日からの世界を生きる主役である若者たちの意識です。日本ではついこの間から選挙権が18歳から繰り下がりました。その理由はいろいろあるでしょうけれど、他でもなく明日の日本・世界そして地球を生きるのは若者たちな訳です。投票率の低さが目を引く訳ですが、是非!!自分たちの世界を自分たちで作り変えていって下さい。と、言いたいですね。グレタ・トゥーンベリさんのことを胡散臭く言う年寄りの特に男たちが舵を握っている政治ではなく若者たちの切実な意識と賢明な希求に望みを託したいと思います。
 無論、年寄りの男の一人ではありますがそんな中にも少しは明日のことを君たちのこととして考える者のひとりとして今年一年を含めて人生の後半を尽くしたいと考えています。