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2019/04/21[院長コラム]母の植えた八重桜

こんにちは
 はや4月も3週が終わりました。新人の小池君は比較的遠方より通いつつ頑張って戸惑いながらも少しずつ当院に馴染んでいるようです。歯科衛生士として正式に皆様を受け持ち担当するのは5月に入ってからだと思いますが、よろしくお願いいたします。
 新人ではありますが、社会人としての経験もあり昼間は歯科医院で助手のバイトをしながら夜間の第二部に通い最優秀な成績に卒業をしております。しかしながら、歯科医療の現場というのは頭だけではダメで、実際の技術や手先の慣れと言った部分が大きく物を言います。その部分はまだまだこれからですので優しく見守っていただければ幸いです。
 また一方で手先が動くだけではダメであり患者さんの評価を耳にしておりますと何にも増してコミュニケーション能力が大きい様です。
 最近の若者はそのリアルな部分がどうも苦手な方が多いようで、小池君には社会人として培ったコミュニケーション能力にも期待しているとこです。
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 さて、以前にもこのコラムで書いたことがあるかもしれませんが、当院には亡くなった母が何処かで買って苗を植えた八重桜があります。もう50年以上前になるかもしれません。ほんの4〜50センチほどだった苗は大きく育ち素敵な花を毎年つけていたのですが、20年ほど前に無知な植木職人に大きく伐採されてから弱ってしまい。また、道に張り出した枝が通行するトラックなどに接触して折られるなどしここ数年派淋しい感じだったのですが、何故か今年は例年より沢山の花をつけ。通りすがりの方やご近所、そして多くの患者さんからお褒めの言葉をいただいています。中心の幹は樹木医に言われるまでも亡くほとんど空洞になってしまい。脇から伸びた枝数本が太くなり辛うじて花をつけております。
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 八重にも様々な品種があるようで、皆さんに聞かれるのですが何という品種なのかわかりません。が、自画自賛ではありますが、ほのかなピンクと房の様にたわわになる(実ではないのですが)花がとても上品で可愛いのです。頬ずりしたくなる柔らかい優しさが漂っています。
 購入した母がどんな花が咲くのか知ってたのかどうかわかりません。こんなことを言うのも何なんですが、買った母の性格とは大違いであります(苦笑)。まあ、育てた私に似たなどと言うつもりもなく(笑)、さらに育てるなどと大それたことを言えるようなことは一切しておりません。
 そんな八重桜が徐々に弱っていたここ数年は私自身の健康問題や年齢、そして娘たちの独立などあり、「この桜が花をつけなくなったら自分も仕事を終え時だな。」などと考えておりましたが、今年の花を見ると向こう側にいる母や父たちが私にもう少し頑張れ!と言ってくれいるような気もします。
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  気持ちも体も何気に縮こまっていた冬が終わり、背伸びをし上を見上げるこの春、人手不足などまだまだ困難なことも色々とありますがもう一踏ん張りしましょう。