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2018/11/23[院長コラム]胸をときめかせること

こんにちは
 11月も後半になり、ようやく冬の到来を感じさせる今日この頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
 前回は随分とある意味「シミッタレタ」内容でしたが、一点今回は明るい話題(微笑)です。
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 以前にも書きましたが、当院から歩いて10分ほどのところに都立砧公園という以前はゴルフ場だった大きな緑地があります。桜を含めて都内のちょっとした観光地です。私は時々健康のため(フレイル予防)に自宅から砧公園を一周、二周とするウォーキング(よりはちょっと負荷をかけた)をしていますが、先だって当院の休診日である木曜日に砧公園で沢山の子供達に会いました。どうやら観光バスを4〜5台連ねて来られた「大田区6保育園」という子供たちだったようです。2〜3歳の子から4〜5歳の子供まで様々な可愛らしい子供達が楽しそうに集っていました。本当に微笑ましい光景です。平和の尊さや人間愛をしみじみと感じないでいられませんでした。
 砧公園の中には小さなせせらぎがあり、そこに小さながら立派な吊橋がかかっているのです。私も幼少の頃からこの吊橋(今のは確か2代目目?)が大好きでした・・・・・・。
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 私がウォーキングでその吊橋に差し掛かった時、引率の保育士さんの明るい声が響きました。「あ〜!皆んな!!吊り橋初体験だね〜!!!ドキドキするね〜!!」
  「初体験」「ドキドキする」
 私は思わず歩みを止め、空を見上げました。
子供の頃は毎日が何かしらの「初体験」であり「ドキドキ」じゃなかったでしょうか。いつの間にかに須く総てを知ったように思い込み、ドキドキするような胸のときめきを忘れてしまっていなかったでしょうか。まだまだ知らないことや分からないこと、初体験が目の前に沢山あるのにです。
  「日日是好日」大森立嗣監督 森下典子原作 という映画を観ました。 あの樹木希林さんの最後の作品ということで話題になりましよね。森下さんの原作も以前に読んでいたのですが、改めて映画を観て何かしら胸に染み入ってくるものがありました。映画の中では黒木華さんがおっしゃっていましたが、「雨の日をこんな風い味わえるなら、どんな日も「いい日」になるのだ。毎日がいいに日・・・・。」
 「ずっと目の前にあったのに、今の今まで見えていなかった。人間はどんな日だって楽しみ胸をときめかせられる。その瞬間瞬間の連続の中に生きている。」さらに、この禅語における「好」という意味は積極的に生きる決意の「よし」だそうです。目の前の現実がどうであろうとも、ただ今、この一瞬を精一杯に生きる。その一瞬一瞬の積み重ねが一日となるとのことです。
 私は滅多にテレビのドラマっていうジャンルの作品を見ません。が、今少し面白い作品があります。高橋一生さんが主役の「僕らは奇跡でできている」というドラマです。ご存知方も多いと思いますので詳細は省きますが、そこでのメッセージの一つであろう「自分自身を肯定してあるがままに生きよう」というのも私の心の中ではリンクしました。誤解されると困るので一応断っておきますが、なら何でもかんでもありのままで勝手し放題でいいというのではないと思っていますが。
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