• トップページ
  • インフォメーション
  • 初めての方へ
  • 診療方針
  • 診療の流れ
  • スタッフ紹介
  • 院内ツアー
  • カウンセリングとクリニカルコーディネーター

治療内容

  • 院長コラム「知られざる歯科の日常」
  • アクセス
  • 料金表
  • トピックス
  • お問い合わせ
  • リンク
  • 求人案内

インプラント、審美、ホワイトニングなら髙橋歯科醫院へ
東京都世田谷区用賀4-30-5
TEL:03-3700-5811
サービス提供エリア:
東京都 23区全域、町田市、稲城市、多摩市、調布市、狛江市、三鷹市、府中市、小金井市、武蔵野市、田無市、あきるの市 、千葉県、神奈川県 、埼玉県

麻生さんの口元は、悪いクセ(癖)のせい?!

院長コラム「知られざる歯科の日常」

麻生さんの口元は、悪いクセ(癖)のせい?!

2008年11月12日

こんにちわ。11月に入ってすぐにアップしなければいけなかったのに、ごめんなさい。季節は一足飛びに冬に突入でしょうか?寒さが身に堪えるこのごろですね。季節や気温ばかりでなく、世界同時不況だの株価安だのと現実にも厳しい冬が迫っているのでしょうか。
そんな世の中で、当然の様に麻生太郎首相が毎日の様にTVの画面に出ていますが、申し訳ないのですがどう考えても麻生さんの顔(つい口元を見てしまいます。)で景気の良くなるとは思えませんよね。半ばトレードマーク的なあの「左右非対称なへちゃげた口元」はなんであんなになってしまったんでしょうか?
無論詳しくは知りませんし、口の中を覗いたこともありません。もしかしたら事故かなにかかもしれませんが、少なくとも何回か拝見した幼少の頃の写真ではあんな口元ではありませんでした。口元やお顔立ちの左右差や非対称は主に骨や筋肉のアンバランスから生じます。多くの赤ちゃんのお顔が左右対称であることから、多くの場合お顔の非対称、左右差は後天的な影響が大きいと考えられています。例えば、左側ばかりで噛んでいるとかが代表的でしょう。
しかしながら、皆さんの気付かない様々な悪習慣でご自分やお子さんのお顔や口元が曲がってしまうとしたらどうでしょうか?
頬杖、極端な横向きや俯せの睡眠時の姿勢、幼少からの特定な楽器や特化した運動などが左右均等な成長発育を阻害し、アンバランスを生じる原因になります。これらの比較的強い持続的な力は直接顎などの骨の形の変形を招きます。
また、幼少からの姿勢(特に食事中の姿勢)や発達発育に適した食事内容や食生活、適度な運動による筋力が不足すると、首を支える筋肉や口唇、頬、そして舌という様々な筋力の低下やそれを補償するための特定部位の過剰な筋肉の緊張を招きます。それらによって顎の成長が阻害されたり、歯並びが乱れたり、顎の位置が狂ったりします。

側方乳歯交換期(約10〜12歳)までに顎の位置が正常ではないお子さんのその後成長して正常な顎の位置(噛み合わせ)になる方は20%程度だと言われています。と、言う事はお顔や口元の非対称や噛み合わせは並びの乱れの多くは12歳ぐらいまでの様々な悪い生活習慣(態癖)や過不足した生活習慣によって形成されるという事です。それらがない様に日々気をつける事(当たり前の事を当たり前にしましょう。でも、現代は当たり前が決して当たり前でない時代なのでしょうか?)、年齢相応の生活習慣を身につける事、そして、学童期までに積極的に前矯正(一期矯正)や口腔周囲筋のトレーニング(MFT)を受ける事をお勧めします。一旦、乱れた噛み合わせは自然にはなかなか戻りません。また、何が原因かきちんと審査診断してもらう必要があると思います。

歯列矯正はとかく見た目の問題としてとらえられる事が多いようです。しかしながら、もっと大切なことは生きるための力の源が損なわれてしまう事です。
噛み合わせや歯列、顎の位置が狂うと顎関節症になったり、気道を狭くし発達発育を阻害したり、免疫機能を低下させたり、人によっては精神的なダメージまで受けてしまう方がいらっしゃいます。成人矯正(永久歯列になってからの矯正)では現在見た目の問題の解決のために何本かの歯を抜歯し、其の隙間を利用し歯を並び替える方法が主です。それはそれで必要な場合もありますし、有効な方法ではありますが、結局は歯並びを小さくしたり、顎の位置を後ろへ下げたりと言う悪影響も否定出来ません。学童期からの治療をしていればそれらの確率を低く出来ます。(全てを解決出来る訳ではありませんが。)

歯列矯正専門医を含め、私たち歯科医師は其の歴史的な流れから形態を変える術に長けてきました。また、そのような発想(形態を変えて症状や病変を改善しようとする思考)が得意でした。しかしながら、現代、形態と機能の相互性が徐々に明らかになりつつあります。まだまだ日本の歯科医療の中では一般的ではありませんし、健康保険的な発想では全く有りませんが、機能から形態を検証するそうした歯科医療が求められて居ると強く感じています。
学校医をしていて、虫歯や歯肉炎の子供は相対的に非常にまれになってきています。それらは、お母様方の努力やご家庭の教育の賜物ではないかと感じています。ただ、其の一方で(お母様方が気がついていないため)歯並びや噛み合わせの乱れと共に姿勢の乱れや潜在的な顎関節症が非常に多くなってきてます。最近言われる「切れやすい子供」との関係が科学的に実証されている訳ではありませんが、何か最近の子供達の元気のなさや脆弱さと関係しているような気がしてなりません。
とても心配しています。このまま子供達が大人になった時どのような社会になっているのでしょうか?我々歯科医師だけでなく多くの方々と真剣に討論し、対応しなければならない時が来ているともいます。

麻生さん、一次給付金をバラまいている場合じゃないですよ。