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盛夏の訪れ

院長コラム「知られざる歯科の日常」

盛夏の訪れ

2017年08月3日

こんにちは

 いよいよ8月。街では子供の姿を見かける機会が増え、彼らの歓声が午前中の早い時間から聴こえてくる季節になりました。

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  過日、地元学校歯科医として年一回ある「学校保険委員会」に出席してきました。
「学校保険委員会」とは、PTAの方と学校長や養護教諭とそして学校歯科医の他学校医、学校耳鼻咽喉科医、学校眼科医、そして学校薬剤師 ら専門職と学校検診のデーターを中心にその分析とディスカッションをもって生徒達心身の健全な育成を目指し意見交換をする場です。
 その場面で、養護教諭の先生から重大な指摘がありました。「最近の生徒、特に運動部でない子供達は自分の身体の調子を感じる事の出来ない子が増えている。」というものでした。例えば、熱中症になる前に身体不調に気づいて水分補給をするとか、血糖値が下がりきる前の体調不良に気づいて食べ物を口にするとかという事が無く、いきなり倒れてしまい状況を聞くとこれだけ熱中症の事を口をすっぱくして言っているのに「喉が渇かなかったから、起きてからいっさい水分を補給してない。」とか「朝から一日何も口にしてない。」という生徒さんが増えているというのです。
 おそらく、それらは 所謂『身体感覚』の劣化と言えるのではないかと思います。出席しいてたPTAの方も言っておられましたが「幼い頃からの世話のやき過ぎ」が原因だと思います。さらには、社会的にも朝通学路での子供達の歌声を「騒音だ!ご近所迷惑だ!!」という風に感じる社会風潮もそれらに拍車をかけていると思います。 わたくしが最近力を入れている「口呼吸の撲滅」の口呼吸もまた親御さんの意識はしてないだろうけど育児へ手をかけ過ぎているのが原因(離乳食の食べさせ方)だと言われています。

 ネグレクトや児童虐待そして、子供の貧困と言う悲しくも憤るような社会の一方で過保護とまでは言いませんが過干渉な育児や社会環境があります。一見それらはそう反している環境にも思えますが、子供達をきちんとした人間に育成する事を考えれば同じネガティブな根っこを持っているのかもしれません。よ〜く見極めて個人個人や家庭は勿論ですが、地域や社会全体で考え行動して行かなければならない事だと思います。なんでもかんでも昔がよかった。では、ありませんが・・・・。昭和の時代にはそういったある意味自由さやいい加減さ、そしてそれらを許容しつつ目配りがで来ている地域コミュニティーや社会が合った様に思います。グローバル化やITは避けられない事とは思いますが、人間を育て育みそして弔うのはやはり地元です。そんな事を強く感じまし
た。

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  人間は生きてそしていずれ死んで逝きます。ならば「死」を生きている間の重要なテーマではないでしょうか?いかに死んで逝くのか。
 折もおり、学校保険委員会のあったその夜に参加した多職種連携の勉強会でも「死に様」が話題になり、今でさえ「死に様」を思い通りに出来ない人が沢山居て、それこと路頭に迷っているのに、今の『身体感覚が低下した』子供達がその歳になったときは一体どうなってしまうのだろうと!憂慮せざるえません。

 人は生きそして死んで逝きます。 ならば、その生き様・死に様をひっくるめての人生なのです。正に逝きながら死んでいるような子供達ではなく、生き生きと活き、死んでゆく人間を育てる事がこれから私たちの使命だと感じた一日でした。