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インプラント、審美、ホワイトニングなら髙橋歯科醫院へ
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TEL:03-3700-5811
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お勉強 その1

院長コラム「知られざる歯科の日常」

お勉強 その1

2007年08月16日

お盆も終わりいよいよ夏休みも終盤に入りました。猛暑の日々が続きますが、皆様におかれましてはどの様にお凄しでしょうか?お仕事をするにせよ、バカンスを楽しむしせよ、あまりの暑さにどうかお身体の具合を悪くされませんようお気お付け下さい。 
 さて、夏休み後半宿題の方はどうですか?順調に進んでいますか?勉強は大変ですね。
  今回は ちょっと視点を変え「勉強」のお話です。
 私どもの「歯科医療」に限らず、医療技術は正に日進月歩です。そのに比べ大学での教育内容は相変わらず旧態然としているのが現状です。勢い最新最良の治療を患者様に提供して行くには大学で学んだ内容だけでは不足してしまいます。
 日々、様々な雑誌や書籍に眼を通しレポートを読み、そして時には学会や研修会へ参加し科学的な裏付けのある治療を提供出来るよう復習をしなければなりません。
 その最たるものが「インプラント(人工歯根)」です。「インプラント」は大学教育のなかでは正規の授業や科目としてまだ取り入れられていません。私を含め「インプラント治療」を行っている歯科医師は卒後教育という一般の商業的な研修会やインプラントを専門的に取り扱っている学術集団(いわゆる学会ではない。)で研修を行い、自ら(行う歯科医師)の責任においてインプラントを行っている訳です。
 多くの歯科医師がポケットマネーで研修費用を支払い(25万円〜200万円)何日もの休日をつぶし、自助努力で日々技術と学術の研鑽をしています。けれども、これには一つ重要な欠点があります。それはその研修内容や時間によってレベルがばらばらであるということです。極端な話、全く勉強をしないでインプラントを行っても、法律的にはなんら問題はないのです。
 「インプラント」に関してはまた改めて書きたいと思いますが、「インプラント」に限らず、実は今までにコラムに書いて来たような「根の治療」「削って被せる治療」「歯周治療」などすべての治療に同じような事が言えます。無論、これらの基本的な治療や勉強は6年間の大学教育の中で行われており、国家試験においてそのレベルがある程度確認され歯科医師として免許が交付されるのですが、それはあくまで基本中の基本であり大学教育のレベルでは到底患者様のお口の中の健康を取り戻すような治療は出来ません。
 その様な事になってしまっている理由は二つあると思います。
一つは、先にも書きましたように勉強しなければならない内容が日々進歩し、高度化し、知識として膨大な量になって来ているという事でしょう。限られた大学教育の時間の中では消化しきれないのです。
二つ目は、歯科医療の特殊性と関係します。ほとんどの歯科治療が内科的な診査診断だけではなく、外科的手技が伴うという事実です。当然、知識があっても実際の入れ歯をつくる技術が無ければ患者様が満足されるような治療には至りませんし、重症の歯周病においては歯ぐきの施術をきちんと出来る技術が無ければなりません。
 大学教育の中で学生は直接生身の患者様に触れる事もなく、実習(技術を習得する授業)の時間も限られています。そしてさらには、大学で教育している教員(教授や准教授を含む)が必ずしもそう言った治療技術に長けているとは限らないのです。医科でも最近その様なケースを見聞きしますが、歯科においてはむしろ技術的に高い評価を受けている歯科医師というのは大学ではなく所謂開業医としてオフィスを構えている方が多いのです。何故そうなのでしょうか?それは、またの機会にしましょう。

 いずれにせよ、患者様に満足な治療を提供するため多くの心ある歯科医師は、大学教育だけでなく卒後教育として多くの時間と費用とそして私生活を犠牲に日々努力をしているのです。週末にゴルフ・酒・女など遊興三昧の歯科医師だけでないのをお分かり頂けましたでしょうか?
もっとも、雑誌等でワーキングプアーな職業として取りあげられている我々の業界です。今までの遊興三昧のつけがまわったのかもしれません。娘たちに『夏休みの宿題をきちんとやるように!!』と、怒鳴っている自分にちょっと悲しいリアリティーを感じます。
 次回はお勉強の続きで皆さんには馴染みの少ない「スタディーグループ」いわゆる勉強会について書きますね。