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「STAP細胞」騒動に思う

院長コラム「知られざる歯科の日常」

「STAP細胞」騒動に思う

2014年04月10日

こんにちは

いよいよ四月ですね。 街を行くと入学式とおぼしき親子連れの皆さんにお会います。なんとも微笑ましい光景です。そこまで行き着くには夫々の親子に夫々の物語があったと思いますが、まずは新たな出発「おめでとうございます!」

さて、つい昨日あの小保方氏が記者会見を行っていました。結果、疑惑?を払拭するには至りませんでした。栄光の頂点からわずかの数週間での奈落の底であり、多くの方が一体何があったんだろう?と思ってますよね。私もその一人です。
私個人としては、STAP細胞が存在して欲しいと願っていますが、どう考がえてもあまりにも稚拙なミスであり、其の様なミスが幾重にも重なってネイチャーに提出する様な最重要な論文にあり得るだろうか?とも感じています。
で、あればあえてそれは意図的な作為である可能性が高い様な気がするのです。一方で小保方氏が実際にどのような人物なのかは知りませんが、いずれ底の割れるようは虚偽をあえて注目度の高い論文として本気で提出したとすると、ご本人への人格障害などの病理的な考察も必要な気がします。

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まあ、STAP細胞の在る無いや単なるミスなのか不正なのかはさておき、今回の事件で改めてビックリした事が3点ありました。私もこう見えても博士論文を書いた経験がありますが(苦笑)、その当時からは考えられない事です。
まず、第一にビックリしたのは、ネイチャーのいい加減さです。一般の方には分かりにくいかもしれませんが、ネイチャーという雑誌に論文が載るという事は雑駁に言えばノーベル賞候補になるという事なのです。それだけ、ネイチャーという雑誌自体が権威の象徴なのです。そして当然の事ながら同時に極めて厳しい審査基準が在る訳なのですが、それが全く機能しなかったのが第一の驚きです、
第二にはネイチャーも見抜けなかった不正(?)をネットで見つけ出す方々がいらっしゃるんですね〜〜!!すごい!!!! そう言うサイトが在る事が良いのか悪いのかの判断はさておいていかにも現代の風潮を反映しており感心しました。
三番目には、これは様々な方も指摘していましたが、誰も発表に至るまでデーターの矛盾や不正に気がつかなかったという現代の最先端研究チームのあり方についてです。私のような者の博士論文程度は兎も角として、ネイチャーに掲載する様な論文レベルでは事詳細にわたって様々に地球レベルで最新・最高のレベルの検証が必要になるのですが、それらは個人が一人でになうべきレベルのものではなく複数の機関や人間が担うのが昨今では当たり前の様です。すると、各々のステップの結果はノーベル賞ものであっても、統合したテーマの質や是非・研究全体の責任やデザインは誰の問題なのでしょうか。今や研究も難しいですね。
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最後に、恣意的に研究結果を変更する事を「悪事」だと教えられる機会のない学生時代や大学院時代があるのも事実です。先にも書きました様に私は博士論文を書きました。では、その論文を書く過程で、科学的な考察や検証・倫理観を教わる機会があったでしょうか?科学的な論文を書くべき指導があったでしょうか。答えは否と言わざる得ません。それが今の日本の理科系の世界の事実なのです。
一方でそれ以前に何が「悪事」かを判断するのは成熟した大人の常識の範疇でしょうという意見もあると思います。
さらに、基礎的な研究結果の中には正解ありきのデーターのみを良しとする無言の恣意もありえます。もしかするとコンタミとして棄却された事実の中のごく一部に貴重な新たな世界を築く新事実が隠れているのかもしれません。

世界をワクワクさせるような研究結果はどんな時代になっても最後はアナログなのです。自らを律っするこれほど厳しいものはないのです。