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「奇跡の技」補綴の神秘2

院長コラム「知られざる歯科の日常」

「奇跡の技」補綴の神秘2

2007年07月9日

関東地方もようやく梅雨入りをしたようですが、相変わらず雨の少ない暑い日が続いています。早くも水不足が心配されているようです。
 いかがお過ごしでしょうか。
 前回、実は皆さんのお口の中にはオートクチュールなみのオーダーメイドな冠や銀歯が入っているとの話でした。オーダーメイド(誂え)の最大の利点は何でしょうか?
 それは、「ぴったりフィットする。」ということでしょう。
 まさに歯科治療で皆さんのお口の中に入る冠などは「フィットする」ことを目指しています。このことは人工臓器としてお口の中で使って頂くためには当たり前のことのように思えます。歯を削って冠を入れれば冠と歯との境目はどうなっているのでしょうか?「ぴったりとフィット」していなければ段差が出来食べ物のカスが引っかかったりプラーク(ばい菌の塊)が溜まりやすかったりしてしまいます。入れ歯が「ぴったりとフィット」していなければ当然痛いでしょうし、入れ歯のバネが「フィット」していなければ入れ歯がゆるかったりがたついたりします。また、冠などの高さが相方の歯と「フィット」していず高かったり低かったりすれば咬めないことになります。さらに、顎の関節の症状や全身の不調にもつながりかねません。
 ごくごく当たり前のことではありますが、実はこの「ぴったりフィット」する。と言う事はそれほど単純で易しい事ではないのです。
 一つに、お口の中の形が千差万別で
 二つ目に、一つのものが全く違う組織夫々に「フィット」しなければならない。
 三つ目に、お口の中の状態が刻々と変化する。
 四つ目に、「フィット」の度合いが極めて細かい。
そして五つ目に、完成するまでに数多くの段取りが必要である。
 と言う事で、おなじみの歯の形を被せて回復する冠でもほんの30年前までは「バケツ冠」といってオーダーメイドではないモノが普通でしたし、今と同じような作り方をしてもほとんど素人同然の歯科学生が実習でつくると何故か「フィット」しません。
 学生が実習で使用する模型とは違い、本物の人間のお口の中は唯一無二なのです。さらに冠や入れ歯は歯という固い組織と歯ぐきというやわらかい組織の両方にピッタリしなければなりません。
 ピッタリする冠や入れ歯の型採りひとつから、それらは幾つもの工程へて完成します(冠の場合は約20工程)が、夫々の型を別のものに置き換えていかなければならず、夫々の素材の変形や歪みを相殺したり究極の変形の無さを求めたり正にそれは奇跡の連続なのです。夫々の材料のあつかには細心の注意が必要であり、温度や湿度のコントロールはもちろんの事夫々の扱いのタイミングが非常に重要です。
 その様な奇跡の連続の結果、何十ミクロンというピッタリ度の冠が出来上がってくるのです。
 どうです。いままでなにげに受けて来た治療。ご自身のお口の中に入っている銀歯などに興味がわきましたでしょうか?是非、この次歯医者さんで銀歯を入れてもらうときはその銀歯を手に取ってよく見て下さい。
 奇跡のオートクチュール医療・・・補綴の神秘。
 それが、歯科治療なのです。